「健やかな生活(くらし)」の応援団
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1.水虫ってどんな病気?
2.水虫になる原因は?
3.水虫はどうやってうつるの?
4.水虫を放っておくとどうなるの?
5.水虫を予防するには?

6.塗り薬はどのように選んだらいいの?
7.水虫薬の上手な塗り方は?
8.水虫を予防するために知っておきたい生活法は?
9.水虫の患者さんは年々増えていると聞きますが?
1.水虫ってどんな病気?
毎年、5月頃から急に水虫の症状に悩む人が増えてきます。これはカビが高温多湿の環境を好むため。水虫は「白癬菌」というカビの一種が皮膚にとりついて起こる炎症です。白癬菌は症状が出る部分によって「たむし(陰股部白癬)」「たむし(体部白癬)」「爪白癬」などと呼ばれます。

●水虫は症状によって、大きく3つの型に分けられます。
【小水疱型】
土ふまずや足の側面、足指の腹に、水ぶくれ(小水疱)が寄り集まったようにでき、強いかゆみを伴う。日がたつとかさぶたになり、むけると薄く浮き上がった皮の輪が残る。
【趾間型】
足の指の間(趾間)の皮がむけたような状態になる。さらには赤くなって水ぶくれができたり、皮が白くふやけてジメジメする。それがむけると赤くただれてくる。
【角質増殖型】
足の裏全体の皮が厚く硬くなり、ボロボロと皮がむけたり、ひび割れてアカギレのようになる。何年も水虫を放置して慢性化した人にみられる。
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2.水虫になる原因は?
水虫の原因となるカビが皮膚についたからといって、すぐに水虫になるわけではありません。皮膚についたカビが、洗い流されずに高温多湿という好条件を得た場合、繁殖を始めます。潜伏期は人によってバラつきがありますが、少なくとも毎晩、お風呂できれいに足を洗っていれば感染は予防できます。

●水虫が好む環境としては
・足を清潔にしていない
・長時間、靴をはくなど、足がむれた状態が続く
・足の指が太く、互いにくっつき合って湿りやすい
・体温が高く、汗っかきの体質
・性ホルモンの分泌が多く、脂性
・糖尿病、免疫不全などの病気
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3.水虫はどうやってうつるの?
【よくある水虫の感染経路】


【毎日きちんと足を洗いましょう。】


【※洗いすぎに注意。より感染しやすくなることも・・・】
素足で歩いて付着、感染までには最低2日間

水虫の人が素足で歩いた
 ・床
 ・畳
 ・マット
 ・共用のスリッパ  など

白癬菌が付着しています。その上を素足で踏むと白癬菌が皮膚に付着。とはいえ、すぐにうつるわけではありません。
白癬菌が付着してから皮膚内に侵入、感染するまでの期間は最低2日。毎日、足をきちんと洗えば感染を防ぐことができます。
   ただし、洗い過ぎて皮膚を傷つけると抵抗力が落ちて感染しやすくなるので要注意。また、ジャズダンスなどのスポーツや健康サンダルが原因で足の裏の皮膚が硬くなると、白癬菌が皮膚の深部に入りやすくなります。
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4.水虫を放っておくとどうなるの?
水虫を放っておくと、病巣が次第に広がって爪に侵入し「爪白癬」になる場合が多く見られます。爪白癬は爪が白くにごり、分厚くなったり、ボロボロになることも。  爪は骨とともに外力をしっかり支える役目をしますから、爪白癬が悪化すると歩きにくくなり、塗り薬と内服薬によって根気強く治療を続けることが必要となることもあります。  また、水虫を掻いた手で頭や顔、ひげの部分などを触ったために感染し、その部分に白癬ができることもあります。ただ、白癬菌はそれほど増殖力が強くないので、このようなケースはそう多くありません。  通常は発症しても、治療をして足を清潔に保っておけば重症化することはあまりないと考えてよいでしょう。ただし、周りの人にうつす危険があるという意味からも早期の治療を心がけてください。
【爪白癬の予防と治療】
爪白癬の治療は、主に薬物療法によって行います。
爪白癬の治療は、根気強く続けることが大切です。なぜならば、治ったと思っても爪の中や足水虫に白癬菌が残っていて、再発することがあるからです。
また、爪の生え替わりには一定の期間を必要とします。一般的に、新陳代謝による爪の生え替わりの期間は、手の爪で約6ヵ月、足の爪では約1年かかるといわれています。
●治療方法。
爪白癬治療の薬物療法には、塗り薬と飲み薬が用いられます。 特に、飲み薬が治療の中心として用いられます。
飲み薬は一般用医薬品としては販売されていません。
お近くの「皮膚科」にご相談下さい。
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5.水虫を予防するには?
■足を清潔に保ち、むらさないこと
足を清潔に保つ。1日1回入浴し、石けんをよく泡立て、足の指の間まできちんと洗う。ゴシゴシ洗って皮膚を傷つけないよう注意する。
むれやすい革靴などはできるだけ避け、靴を履きっぱなしにせず、脱いでいる時間を増やす。靴下は木綿など通気性のよい素材を選ぶ。
水虫の人は他の人にうつさないよう、素足で歩くことをできるだけ避け、厚手の木綿の靴下を履く習慣を。週1~2回、水虫薬を塗ることで、治らないまでも他の人にうつすことは防げる。
■家族に水虫の人がいるときの注意点は
         
 床やじゅうたんをこまめに掃除し、部屋の風通しをよくする。  バスマットは古いバスタオルなどを利用し、家族が各自のバスマットを使うようにしてこまめに洗濯し、十分に乾かす。  室内履きのスリッパなど、履物を共用しない。トイレのスリッパからも感染するので注意。 洗濯物は日光で完全に乾かす。   足の皮膚に変化がないか、ときどきチェックする。
洗濯に関しては、特別な消毒剤などを使う必要はなく、水虫の人の洗濯物を家族のものと別に洗う必要もありません。
普通に洗濯し、日光で十分に乾燥させる程度でよいでしょう。
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6.塗り薬はどのように選んだらいいの?
足の水虫はまずぬり薬で治療します

ぬり薬にはクリーム剤、液剤(ローションを含む)、軟膏剤などの剤型があります。剤型により特徴があり、症状に合った剤型を用いないとかえって症状を悪化させることがあります。

【クリーム】 皮膚へよく浸透するため、最もよく使用されます。
【液・ローション】 アルコールを含む液剤は、乾きやすくすっきりとした使用感が好まれます。
しかし、ジュクジュクタイプや皮膚に傷があるタイプには刺激があるため不適です。
【軟膏】 クリーム剤よりもベタベタするため使用感がよくありませんが、刺激が少ないため皮膚が切れて痛みがある場合に使用できます。


白癬菌のすむ角質層は約1ヵ月ではがれおち、新しい角層となります。そのため症状がなくなっても最低1ヵ月はぬり続ける必要があります。また、症状のある部分以外にも白癬菌がひそんでいることもありますので、足全体、足の指の間と広範囲にぬりましょう。入浴後にぬるのが効果的です。

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7.水虫薬の上手な塗り方は?



毎日、必ず薬を塗る・・・「1日くらい塗らなくても」という気持ちは禁物。入浴後など足を洗った後に塗る習慣をつけるのもよいが、「とにかく思い出したときに塗る」のが、毎日忘れずに塗るコツ。
広めに薬を塗る・・・症状が出ている部分よりも実際には広い範囲に菌は分布しているので、十分な広さに塗る。水虫になって3年以上たつ人は足の裏全体に塗ること。
菌が死滅するまでやめない・・・症状が消えてもすぐに薬をやめないこと。完治までの期間は個人差があるが、長期化した水虫の場合、症状が消えても半年以上は根気よく治療を続けることが大切。
早期治療が肝心・・・なりたての水虫なら、薬を1カ月塗れば完治する場合もあります。長く放置するほど菌が散らばって治りにくくなるので要注意。
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8.水虫を予防するために知っておきたい生活法は?
足の乾燥と清潔を保つことが大切です。

通気性のよい素材やデザインの靴を履く。
靴は履きっぱなしにせず、ときどき脱ぐ。仕事中、机の下でこっそり靴を脱ぐこともひとつの方法。
足の指の間は湿りやすいので、ときどき指を開く運動をする。
靴下は湿気を吸いやすい素材のものを選ぶ。
1日1回入浴して足をよく洗う。

等、ちょっとした気遣いで水虫の予防ができます。
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9.水虫の患者さんは年々増えていると聞きますが?
<水虫患者の年代別割合>




<水虫患者の性別割合>

生活環境の変化によって増加傾向にあります

水虫とは、皮膚に白癬(はくせん)菌(カビの一種)が感染し、強いかゆみなどの症状に悩まされる病気。白癬菌が高温多湿の環境を好むため、患者数は夏に急増します。
  水虫でも受診しない人もいるため、正確な患者数はわかりませんが、長時間靴を履く生活環境などにより、近年増加していると考えられます。女性も長時間靴を履く機会が増えたために患者数が増え、最近は男女比率は半々となっています。年齢が高くなるにつれて患者数が増えるという調査結果もあります。
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